秋田県豪雨災害ボランティア活動報告2

平成29年8月4日

参加者:
菅原芳徳 秋曹青会長
赤石基彦 秋曹青副会長
栗谷大三 秋曹青副会長
三戸和廣
佐藤善廣
佐々木耕志
山田卓爾
佐々木賢慈
尾久雄人
山田俊哉 (全曹青事務局長)

8時半に大仙市ボランティアセンター西部に集合。
9時よりオリエンテーションで班分け。
その後、他に集まったボランティアとともに40名程で下淀川地区の床上浸水のお宅へ移動。千葉や岩手からも参加されていた。
養生まで終わっていたので、床下の泥上げ活動。
広いお宅の床下の一面に、溶けたチョコレートのような泥が数センチ体積、それを土嚢袋に入れて運び出す作業。随時休憩を挟む。
午後は主に裏の畑に積もった泥を取り除く作業。
14時半に作業終了し、ボランティアセンターにもどり道具や長靴を洗い流して解散。

時折涼しい風が吹き抜け、気温の割には動きやすかったです。
庭木のかなりの高さまで泥水の跡が残っていました。
このお宅の作業はまだ終わらず、継続されるようです。

小さな地区でしたが数軒並ぶ家々にもボランティアが入って活動した形跡がありました。向かい側の田んぼは見渡す限り泥で埋まっており、道路も車が通るたびに砂埃が舞い上がります。近くにはまだ手付かずのお宅も見受けられ、復興にはまだまだ手が必要と感じました。

これから本格的なお盆期間に入るため活動は難しくなりますが、会としてもまた状況を見て活動をしたいと思います。

【感想:尾久雄人】
本日のボランティアに参加し、協和下淀川地区にあるお宅に派遣されました。移動中の車内から協和地区の被害の大きさがうかがい知れました。派遣されたお宅には、秋曹青メンバー含む40名のボランティアが派遣されました。
そちらのお宅は床上浸水でした。泥の跡から相当の水かさであったろうと思います。
私たちがした作業は、床下、畑、住宅のまわりに溜まった泥の搬出でした。住宅の床を剥がされているところは作業しやすかったですが、床の下に潜って作業しなければならない所もあり、そういった所は大人の体には狭く苦労しました。畑のほうは、炎天下での作業で、作業スピードがダウンしてしまいます。敷地の広いお宅でしたが、ボランティアの人数が多かったので、泥の搬出はその日の作業で大体終わりました。
こちらの集落では、泥の搬出が終わっているお宅もありましたが、まだまだ支援を必要としているお宅は多いのではないかと思いました。
こういった作業をしてみると、思ったよりも作業が進まないことに驚きました。そして、被害にあった皆さんがいつになったら前と同じような生活に戻れるのだろうと考えました。その為にも、できるかぎり現場に足を運ぶ必要をあらためて感じました。一日でも早い復興を祈り、お見舞いを申し上げます。