秋田県・九州北部 豪雨災害被災地支援托鉢

7月21日に大館・鹿角・湯沢・横手にて九州北部地方豪雨災害に対する支援托鉢を行いました。
また、8月2日には九州に対するさらなる支援とともにその後発災した秋田県豪雨災害に対する支援として、秋田市内にて托鉢を行いました。

市民の皆様の暖かいお気持ちを沢山頂戴しました。心から感謝申し上げます。
また我々の姿をみて被災地に対する想いを新たにしていただければ幸いです。
被災地の1日も早い復興をお祈り申し上げます。

【7月21日 大館市】
午後3時を過ぎた頃、市役所裏の公園駐車場にて北鹿新聞社さんの取材をうけ、会員5名、教区ご寺院1名、合計6名で大館市の中心地へと歩み出しました。
市内のスーパー周辺を巡る平日昼間の人通りを想定した行脚ルート。
しかし托鉢当日は気温35度。
工事や街路樹剪定のような外仕事に出ている方達以外、真夏日のなか極めて人出は少ない状況でした。
息を吸うたびに熱い空気が腹にたまるようで、読経の声も重苦しくなりがちです。自動車の走行音を割るように、持鈴の高い音が街中に響きました。
しばらくして偶然居合わせたバス待ちの方より浄財を頂きました。
また移動中に見かけた我々を、先で停車して待っていてくれた方もいらっしゃいました。
足を止めてくれた方々にはただただ感謝しかありません。
夕方になると風が心地よくなり街の人足も増えてきました。

【7月21日 鹿角市】
鹿角地区では、毛馬内ユニバースと、花輪駅前Aコープにて会員5名で托鉢をさせて頂きました。
当日は天候にも恵まれ多くの方々からのご支援をいただくことができ、日差しが強いにもかかわらず足を止め募金をしてくださる地域の方々の復興応援への気持ちが強く伝わってきました。

募金と一緒に頂いた手紙

【7月21日 横手市】
午後3時より、6教区横手市十文字町栄昌寺様を集合場所として横手地区における托鉢を行いました。
当日は猛暑日予想であり、予想と違わず30℃をこえる気温、さらに午後からは黒い雨雲が見え、風も出始め、雷雨等の天候急変も考えられそうな状況でした。
そんな中会員6名が参集し、栄昌寺様を出発し、十文字町の駅前商店街や住宅地、道の駅周辺を約1時間半にわたり歩きました。
自宅の中に浄財を取りに行って下さったり、御鈴の音に気付かれたた方が玄関の前で待っていて下さったり。
多くの方から御協力を頂き、心から感謝申し上げます。

【7月21日 湯沢市】
会員7名と出発会場の清凉寺方丈様の合わせて8名にて托鉢を行いました。
午後3時半に清凉寺様を出発し、湯沢市中心部~駅前~市役所~翔北高校前の各場所を行脚しました。
複数の募金箱に募金してくださる方、我々を見かけて車で通り過ぎた道を引き返して、路肩に止めて浄財を入れてくださった方など、離れていても被災地を想うたくさんの有難さに触れることができました。

【8月2日 秋田市】
メンバー 総勢32名
秋田県曹洞宗青年会
協心会(秋田県第1教区(秋田市内)若手僧侶の会)
岩手県曹洞宗青年会(石ヶ森桂山会長・鈴木道将副会長・菊池裕紀事務局長)遠方から誠にありがとうございました。16時に秋田市手形・白馬寺様にて諷経のあと出発し30分行脚、
JR秋田駅前ぽぽろーど大屋根下にて1時間托鉢。多くの方々から沢山の有り難い浄財をいただくことが出来ました。
帰りも白馬寺様まで托鉢行脚をし、ここ数日と比べたら幾分暑さの和らいだ快晴の空の下、2時間の托鉢を無事に終えることができました。