東日本大震災慰霊行脚「祈りの道」

平成28年5月8日、東北管区教化センターが主催する東日本大震災慰霊行脚「祈りの道」に秋曹青から5人の会員が参加いたしました。

この行事は5月6日~11日までの間、岩手、宮城、福島3県の沿岸被災地を東北6県の僧侶約100人が行脚し、東日本大震災でお亡くなりになられた方たちの鎮魂と被災地の復興を祈り行脚するものです。

秋田県の担当は5月8日で、大本山永平寺、大本山總持寺の両禅師様が揮毫されたお札と恐山の灯火、善寶寺の浄水を捧持し、岩手県大船渡市の安養寺様からスタートし、陸前高田市の普門寺様までを行脚しながら、途中の広田町の慈恩寺様、伝承館(希望の灯り)、小友地蔵慰霊碑の前で、慰霊法要を行いました。

スタート・安養寺
スタート・安養寺
大船渡
大船渡
慈恩寺
慈恩寺
小友地蔵
小友地蔵
希望の灯り
希望の灯り
陸前高田
陸前高田
普門寺
普門寺

この日、天気は快晴で気温も20度前後と歩きやすい温度ではありましたが、スタートから風が強く、途中は風速10mを超える強風の中を進み、網代傘が飛ばされないように押さえながらの行脚となりました。

そんな中でも、途中、立ち止まって合掌をされる方がいたり、わざわざ車を止めて激励の声をかけて下さる方がいたりと、被災地の方にも支えられながら5人全員が全行程15.2キロを行脚させていただきました。

東北6県の僧侶が一つになるこの行事に参加させていただけたことは、会員にとっても大変ありがたく貴重な経験となりました。これからも東北の僧侶たちと共に被災地への祈りを捧げて行きたいと思います。

大船渡にて
大船渡にて