10/13 第4回ボランティアバス報告

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秋田県曹洞宗青年会・ビハーラ秋田共同企画「ボランティアバス」第4弾として、10月13日朝3時半バスにて鷹巣を出発。途中参加者と合流しながら大槌町へと向かう。
今回は秋田、岩手両曹青会員、一般参加者を含めて24名の参加者となった。
途中、遠野市のSVA(シャンティ国際ボランティア会)岩手事務所 Link に寄り車を借用。
前日入りの柴田和明師の先導で大槌町旧金沢小学校へ。
1班から3班に別れて活動。1班の男性陣は本棚の組み立て作業、女性陣は行茶。2班は恵水講橋仮設団地、3班は和野橋下流仮設団地にてそれぞれ行茶活動。

午後も3班に別れて行茶活動。
1班は和野橋上流仮設団地、2班はほろ岩橋仮設団地、3班は前段橋仮設団地。それぞれなかなかの賑わいだった様子。
新川師は29日に「追悼と復興への祈り」で講演を依頼している吉祥寺様と打ち合わせを行う。

4時過ぎに撤収を終え、途中 遠野のSVAへ車を返却。一緒に活動してい頂いたSVA遠野のスタッフ近藤師と遠野名物のジンギスカンを頂いて帰宅。

今回の活動で感じたのは、前回 仮設で行茶を行った時よりも確実に地域コミュニティーが出来上がりつつあること。

前回はお茶を飲みに来てくれた方どうしも非常によそよそしい雰囲気だったが、今回はみんな顔見知りといった雰囲気で、会話も非常に盛り上がり、逆になかなか会話に入って行くのが大変な程だった。住民の方々から歌や踊りまで飛び出し、和やかな交流をさせていただいた。
秋田市から参加の藤原笑美子さんによるハンドマッサージは、アロマオイルの香りが気持ちを和ませ、住民とのコミュニケーションにも有効でたいへん好評だった。

また移動図書館は楽しみにされている方が多く、これからは仮設集会所の本棚を充実させていきたいとのこと。蔵書の寄付、本の整理など新たな活動も考えられると感じた。特に料理のレシピ本は今回も人気が高く、多くの方が借りて行かれた。

また藤里町の特養老人ホーム藤里から寄贈された、こたつ3セットを各集会所に設置し、「HA-VE(綿入れはんてんベスト)を贈る会」(代表:長崎恵里子さん・鹿角市)からお預かりのはんてんベスト(着物や帯をリサイクルして作成)も住民に配布、これからの寒い時期にありがたいと、たいへん好評をいただいた。

報告:鈴木泰賢師 新川泰道師
写真:柴田和明師 新川泰道師