7/11,12 岩手県ボランティア活動報告

11日
大槌町の江岸寺様境内にて、震災4ヶ月の追悼法要。
出席者、蔦谷達徳師、三浦賢翁師、新川泰道師、柴田和明師。

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参列者がおよそ500名、地元岩曹青・北海道第二宗務所青年会・秋曹青により、約50名の僧侶による厳粛な法要
となりました。導師の江岸寺副住職・大萱生師は、お師匠様と息子さんが未だ行方不明という状況の中で、気丈にお勤めされました。

参列者の焼香の際、ふと気がつくと目頭をおさえた両班の方々が数名…。この法要の翌日に、江岸寺様は解体工事に入るとのこと、参列された檀家の方々の心境はいかばかりだったでしょうか。

12日
行茶用具の設置活動。
釜石市内の仮設団地4ヶ所にTシャツチャリティー金で購入の行茶用具(前回の続き)を設置致しました。
活動者、新川泰道師、柴田和明師、久米弘道。

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所感
被災地では、仮設住宅に移ったものの、お隣が誰かもわからず、ギクシャクした状態であります。1日も早く、自分達でコミュニケーションがとれる様我々の活動が、そのお手伝いになればと思う次第であります。
活動者が少なければ活動場所も少なく、多ければ手分けをして効率よく活動できます。
これからが傾聴ボランティアが本当に必要となる時期と思われます。
引き続き活動へのご協力の程、宜しくお願い申し上げます。

報告:久米会長、新川泰道師