花祭り法要参加

今期のテーマである、児童教化活動の経験の一環として県内寺院の花祭りに秋曹青として参加しました。

◎永蔵寺様にて(横手市平鹿)
日時 5月8日(木) 午前9時半〜正午
内容 10時に保育所にて花祭り行事(お遊戯、歌など)
稚児行列、花祭り法要(灌佛、甘茶掛け)、紙芝居、お話等

◎太平寺様にて(北秋田市上杉)
日時 5月12日(月) 午前10時〜正午
内容 お話、花祭り法要、紙芝居、坐禅お茶会

◎長慶寺様にて(能代市萩の台) ※会員都合により不参加
日時 5月25日(日) 午前9時40分〜午後2時か3時
内容 花祭り法要、稚児行列(能代市子供祭り)、お話、紙芝居、映画


5月8日 永蔵寺様にて

 

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花祭りの歌と共にお花をお供えした後、お釈迦様に甘茶をかけてお祝いをしました。

 

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保育士さんのパネルシアター

 

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年長組は白象を引いてお寺まで行列

 

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降誕会供養のお経の後、「みんな仲良し」の紙芝居を見て、花祭りのお話を聴きました。

 

花祭りに随喜して      松雲寺徒弟 中村尚信

五月八日、私は横手市平鹿鍋倉保育所での花祭りに随喜させて頂きました。今年は例年より桜の開花が早く、清々しい新緑の中での降誕会となりました。
お釈迦さまは、お生まれになると四方に七歩歩き、天地を指して「天上天下唯我独尊」と宣言されました。お釈迦さまは身体全体で生命の尊さを表現し、この世に誕生した喜びを詠われました。この日、子供たちはみんなで歌をうたい、甘茶をかけ白象を引くその一つ一つを、無邪気に楽しんでいました。それは、表現の形こそ違え小さい体をいっぱいに使った生命の喜びのあらわれのように思えました。
「楽しむ」ということは、まだ未熟な子供にとって大切な心の働きであり、表現です。しかし、宗教行事、こと仏教に関しては、子供が楽しめるという性格のものが少なく、メディアやゲームからの影響が強い子供にとって物足りないということが「お寺離れ」を進めているように思います。楽しければ良いという訳ではありませんが「楽しみ」は人を引き付ける大事な要因です。この花祭りのように、子供も大人も楽しめる行事を、既成に寄り掛らず考え、活動していくことが、重要な課題であるとあらた めて感じました。
この度は貴重な体験、また永蔵寺御方丈様からも様々なお話を聞かせていただき誠にありがとうございました。 合掌


5月12日 太平寺様にて

 

 

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花祭りの供養
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坐禅

 

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お茶会

 

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花祭りの紙芝居や映画を見て、午後まで遊びました。