平成26年度の随聞会として、今期2年間の『神仏習合』をテーマにした研修の総仕上げとすべく
伊勢神宮・熱田神宮参拝の『随聞会研修旅行』
が2月24日〜26日に行われ、会員15名が参加しました。
初日は秋田空港から名古屋国際空港へ、その後鳥羽温泉郷のホテルに移動し講義を受けました。
講師は昨年度の弁道会でもお世話になった皇學館大学神道学科教授の菅野覚明先生。『神宮と伊勢の信仰』と題し、伊勢神宮の概要、成り立ち、また古事記を元にした神道の信仰について等のお話を伺いました。
その後、菅野先生の息子さんで神職の菅野倫太郎さんに、神社祭式の基本動作を実際に見せて頂きました。曹洞宗の動作との雰囲気の違いに、会員は興味深く拝聴しました。
2日目は伊勢神宮へ。菅野先生のご紹介で皇學館大学生の桐田さんに丁寧にガイドして頂き、外宮、内宮と参拝しました。その威厳、荘厳さ、スケールの大きさに圧倒されるばかりでしたが、国の成り立ち、有り様に心を巡らせました。私達の他に観光バスも大挙し大勢の参拝者がいましたが、皆、作法・礼儀深く参拝されている姿が印象的でした。
3日目はあいにくの雨模様でしたが、名古屋市内の熱田神宮に参拝。ボランティアガイドの佐々木さんをお願いし、2時間みっちりとガイドして頂きました。地域とのつながり、戦国時代や戦争を乗り越えた経緯をお聞きしながら、伊勢神宮とはまた違う信仰の深さを感じ、3日間にわたる研修旅行の幕を閉じました。