期日：６月２４日（月）
場所：秋田県宗務所　禅センター
日程：午後１時半・受付　午後２時・開講　午後４時終了

演題：「神道と日本人」
講師：菅野覚明 先生

講師プロフィール：倫理学者。元・東大教授、現・皇學館大学神道学科教授。日本倫理思想史専攻。著書に「日本の元徳」「神道の逆襲」「武士道の逆襲」など。

今年度の弁道会が上記の通り行われました。今期研修テーマ「神仏習合」に基づき、その研修の第１回目として、神道とは何か、を知るべく、菅野覚明先生をお招きし講義をいただきました。初夏を思わせる晴天の中、約５０名の会員が参加しました。

日本人の思想の根底に流れる「カミ」様とは何なのか、神職・神道とは何なのかについて、先生は穏やかな口調でお話しされました。先生は過去に大本山永平寺にて安居修行もされており、鈴木会長と一緒の寮舎だったこともあるとのこと。現在の仏教者と神道者の性格の違い等、親しみやすいお話も交えての講義となりました。宗務所で聞く神道のお話、普段聞くことが出来なかった初めてのお話で、参加者からは「とても新鮮だった」との感想が多く聞かれました。