当方企画のチャリティTシャツの収益は、今後は被災地の中小自営業者や商店の再建など、現地の経済復興にも微力ながら活用していただきたいと思い、各方面にご協力を呼びかけているところです。
そんな折、大槌サッカークラブ・ジュニアの試合用ユニフォームの支援を、という声が寄せられました。津波で自宅が全壊した子どもがチームの半数以上を占め、親や親族を亡くした子どもたちも少なくありません。自宅とともにサッカー用品も全て流されてしまい、試合用のユニフォームがありません。
私どもではこの要請にお応えすべく、当面は上記Tシャツの収益から同サッカークラブのユニフォーム新調に協力させていただきます。被災から再建したスポーツ店を活用しつつ、子ども達への支援と被災地の経済復興を兼ねた試みです。
Tシャツご購入→被災地の業務再開した印刷屋さんとスポーツ店を支援→子ども達のユニフォーム調達に協力
という二重、三重の支援に、何卒ご理解ご協力をお願いいたします。
大槌サッカークラブ・ジュニアの平舘監督とお会いしました。子ども達思いの熱いハートの方です。
津波で亡くなった子や転校を余儀なくされ、また練習環境も満足にはいかない中で、子ども達は来月の大会に向けて一生懸命練習しているとのこと。
また私たちのTシャツからの支援に対して、ユニフォームの袖の部分にTシャツのデザインを取り入れてくださるとのこと、決して恩着せがましいことをするつもりはなかったのですが、多くのご協力いただいた方々にも、ユニフォームができあがった時に嬉しい報告ができるのでありがたいことです。
ユニフォームはお盆までに仕上がるとのこと、今から完成が楽しみです。
大槌サッカークラブ・Jrの子ども達から、ユニフォーム支援にちなんでのメッセージを寄せ書きにした色紙をいただきました。
**** 9/1追記***
ユニフォームが出来上がり、画像を頂きました。
9/1,2の県大会にこのユニフォームで臨みます。健闘を祈ります!
***9/9追記***
当会のチャリティTシャツから支援させていただいたユニフォームを身にまとい、大槌SCは先日県の大会に出場してきました。
予選リーグは惜敗続きでの2勝3敗で、残念ながら次の決勝トーナメントには進出できませんでしたが、今後の活躍を期待しています!