令和2年度 第1回随聞会(全2回)

11月9日(月)※「zoom」を利用してのオンライン研修 参加者13名
講師:松本紹圭師(一般社団法人未来の住職塾塾長、浄土真宗本願寺派光明寺僧侶、武蔵野大学客員准教授)
遠藤卓也氏(一般社団法人未来の住職塾理事)
研修内容「お寺のミッション・ビジョン・バリューズを持つことの大切さを学ぶ」

今年度の随聞会は講師に昨年の松本紹圭師と、同じく未来の住職塾より遠藤卓也氏をお招きし行われました。

最初に松本師から「ミッション〈使命、存在理由〉・ビジョン〈(中長期的)未来像〉・バリューズ〈行動指針〉」について、実際の企業での例を交えながら解説がありました。

次に遠藤氏から、この考えを基にお寺の改革に取り組んだ大阪府法華宗法華寺様の実例を紹介、お話の中で「自分も楽しむことの大切さ」の重要性について説かれました。当たり前のようでいて目を落としがちな、物事に取り組む上で大切な事を気づかせていただきました。後半のワークでは参加者それぞれが自坊のミッション・ビジョン・バリューズを考え、グループに分かれてシェアしました。

お寺のあり方が問われている現代では、自坊の立ち位置や僧侶として何を大切にし、どこを目指すのかということを改めて見つめ直す必要があります。今回の研修ではそういったことを考える良い機会をいただけました。

15教区 尾久雄人(秋曹青事務局次長)