今年度の住職学研修が下記の通り開催されました。
日 程:平成31年1月18日(金)
会 場:曹洞宗秋田県宗務所 禅センター
講 師:花園大学文学部仏教学科教授 佐々木閑先生
講義内容:『出家を問う〜われわれ仏道修行者の目指している世界〜』
スケジュール
10:00 受付
10:20〜10:40 開講式
10:45〜12:15 授業1
12:20〜13:00 昼食
13:00〜14:30 授業2
14:45〜16:00 授業3
佐々木閑先生をお招きし、授業、随時質疑応答可という形で行われました。今期のテーマ『出家を問う』の集大成として、また2月末に控える随聞会『インド仏跡研修旅行』の事前研修として、特にお釈迦様の仏伝について、授業3コマにわたり詳細にご講義いただきました。参加会員から疑問点について度々質問が上がり、和やかな中にも充実した研修となりました。
以下、参加会員より感想
個人的な考えだが、自分が僧侶として学ぶと言うことは、足下を固め続けることだと思っている。
「出家を問う」という今回の住職学研修の題を借りれば、足下を問い続けるということになるだろう。
その中において、日本では各宗祖が重要視されがちな中、仏教本来の立ち位置・基盤である「仏陀世尊」に関して、佐々木閑先生の知識と力強い言葉を聞くことができ、自分の「足下」についての考え方が、きっと間違っていないのだろうと感じられた。それが何よりも貴重であったように思われる。
この機会をくださった秋曹青と、秋田までお越しいただいた佐々木閑先生に改めて感謝を申し上げたい。
「出家を問う」という今回の住職学研修の題を借りれば、足下を問い続けるということになるだろう。
その中において、日本では各宗祖が重要視されがちな中、仏教本来の立ち位置・基盤である「仏陀世尊」に関して、佐々木閑先生の知識と力強い言葉を聞くことができ、自分の「足下」についての考え方が、きっと間違っていないのだろうと感じられた。それが何よりも貴重であったように思われる。
この機会をくださった秋曹青と、秋田までお越しいただいた佐々木閑先生に改めて感謝を申し上げたい。
由利本荘市 龍源寺 土屋泰順