平成26年9月11日、岩手県大槌町の江岸寺様・旧役場前・吉里吉里漁港にて『東日本大震災大槌町殉難者 犠牲者供養会』が行われ、北海道から熊本県までの僧侶約16名が参加、秋田県曹洞宗青年会からは7名が参加しました。
旧役場前の法要では当会会長の鈴木泰賢が、また吉里吉里漁港の法要では事業部長の新川泰道が導師を務めました。
法要には地域の皆様が多数参列され、亡くなられた方、また未だに行方不明の方に祈りを捧げました。
旧役場前には、秋田県五城目町の有志が寄贈した賽銭箱があります。しかし、これまで4回、中の現金が盗まれる被害が出ているようです。その為、現在は設置を検討中となっています。住民団体代表の方から、「今の大槌で手を合わせられる場所はここしかないので、皆の手で守っていきたい」とのお話でした。
海岸では法要のあと、吉祥寺様総代の方から「何度も足を運んでいただき有難うございます。何とかこの3年半を迎えることができました。皆様がいたから、この日を迎えることができました。これからも共に歩んでいきたい。」と、ご挨拶いただきました。
東日本大震災から3年半が経ち、以前より海岸付近の風景も変わり、少し活気が出てきた感じがしました。
しかし被災者はまだ多くの不安を抱え、悲しみは癒えていません。当会としても支援活動を継続して行きたいと思います。