海の日らしい夏空となった当日、秋曹青からは7名が参加して、ドリンクコーナーの設置、飲物・ポップコーンの提供等上映会に協力してまいりました。
午後1時30分の開演を前に120余名の来場者が見られ、上映に先立ち主催者代表の東梅守実行委員長、碇川豊 大槌町長の挨拶の後、上映となりました。
映画は東京に住む保健師の菊地頌子さんが東日本大震災の被災地である岩手・宮城・福島の三県を巡って、震災当時の様子を保健師たちの証言から記録していく活動を追いながら、保健師とは何か、そしてその活動から見えてくるこれからの姿を模索していくといったものでした。
上映後、監督の都鳥伸也氏と兄で撮影に携わった拓也氏、元大槌町保健師の鈴木るり子氏に加え、急遽参加となった碇川豊大槌町長の対談が行われました。
対談では、映画撮影までの経緯や上映への思い、当時は顕在化していた住民の不安が潜在化していることへの懸念などが語られ、これからは人間の復興、生業(なりわい)の再生が不可欠であるとの意見も出ました。
上映会を終えての意見交換では、皆これからも継続した活動をしていきたいとの思いで一致しました。
映画公式サイト http://311hokenshi.main.jp/