講師:北秋田市龍泉寺ご住職 佐藤俊晃老師
演題:「時代による僧侶の変貌(2) 昭和~現代」
・期日:8月2日(木)
・場所:秋田県宗務所 禅センター
・日程 午後1時・受付 午後1時半・開講式 午後2時・講義開始
今年度の弁道会が上記の日程で行われました。行事の続く中、またお盆前の忙しい時期でしたが、蝉の声の中、禅センターに多くの会員が集まりました。
講師は昨年に引き続き龍泉寺の佐藤俊晃老師。昨年の「時代による僧侶の変貌」(明治期)の続きとして、昭和期の天皇制、戦時下での曹洞宗教団の姿について、森田悟由禅師の「軍人禅話」や論文をテキストにしてご説明いただきました。
会員が文献を音読する場面もあり、皆、熱心に講義を聞いていました。
「当時の宗門の動きと向き合って、正しいことを知った上で、その反省から自分の立ち位置を知ることが重要である。現代に生きる自分は歴史の先端にいる「歴史的身体」であるのだから。」