当会作成のチャリティTシャツ収益から、震災遺児支援「鈴木善幸記念教育基金」へ50万円を贈呈させていただきました。
この基金の立ち上げと運営に中心的なご尽力をされているのは、県立山田病院副院長・平泉宣先生(秋田県大館市出身)です。
私どもの活動の中で先生との出会いがあり、そのお人柄と地域医療への信念と行動力に敬意を表すると共に、山田町出身の第七十代内閣総理大臣・鈴木善幸氏の遺訓である「足らざるを憂えず 等しからざるを憂う」との理念に基づき、今はまだ多くの人々が困難な状況下の山田町ですが、地元の大人達が親を亡くした子ども達を応援しようとの趣旨に深い感銘を受けました。
震災遺児支援の奨学基金は数あれど、この基金は大組織や著名人に極力頼らず地元主体の運営であるとのお話を伺い、当基金への支援をさせていただくことといたしました。
平泉先生から贈呈式の場をセッティングしていただき、11月21日に山田町役場に伺い、沼崎町長ご臨席のうえ金50万円を贈呈させていただきました。
この教育基金は、山田町をはじめ今後は近隣の大槌・釜石などの子ども達にも順次適用の予定とのこと、震災で親を失い、大きな悲しみを負った子ども達の奨学資金として、未来への希望が閉ざされることのないよう活用されることを願っています。
「鈴木善幸記念教育基金」については、こちらをご参照ください。
http://www.ryushotemple.sakura.ne.jp/others/2011-suzuki_kikinn/suzuki_kikin.html