演題 「仏教をどのように子供達に説くべきか」
〜仏教の育む人間像とその教化実践法〜
講師 山本元晴 老師
(埼玉県長喜院住職、埼玉県第2宗務所所長、元曹洞宗特派布教師
川越双葉幼稚園理事長、南双葉幼稚園園長)
平成19年11月26日〜27日 於・秋田キャッスルホテル、下鍋倉保育所
今年の随聞会は今年度のテーマ「仏教による幼児・児童教育」に基づき、山本元晴老師をお迎えし、ご講義を頂きました。人間の心のはたらき、その心を正しく保つにはどうしたら良いか。子供が成長する時に大切な大人としての、また仏教者としての関わり方を説かれました。また子供達との関わりの実践研修として、紙芝居の読み方や皆で行うゲームの練習を行いました。二日目は横手市の下鍋倉保育所に移動し、山本老師を先頭に朝の挨拶に参加して、紙芝居やゲームなどの実践を通して保育園児とふれ合い、児童保育を実体験しました。
一日目講義終了後、ボランティア委員会より大雨災害への対応報告会も併せて行われました。
下鍋倉保育所…永蔵寺住職 戸部英二老師が昭和30年代に開設した保育所であり、行事の中に朝礼、礼拝、三佛忌、坐禅会などを取り入れ活動している。幼児数約120名。
1日目 講義の様子
感想より
「私も子供がいるのである程度は自分でもやっているだろうとたかをくくっていたのですが、話を聞いているとなるほどと関心させられることがほとんどでし た。子供にかかわらず、他の人の話を見たり聞いたりするのはとても大切だということを改めて強く実感させられました。」
2日目 保育所での研修