がんばるべ北秋田!被災地激励落語会

主催:「がんばるべ北秋田!被災地激励落語会」実行委員会
対象:水害被災地住民                 
11月17日(土)午後1時〜4時 会場:クウィンス森吉(阿仁前田駅併設の温浴施設)
 去る9/17に県北地区を襲った豪雨による水害への被災者支援として、特に被害の多かった北秋田市阿仁前田地区においてボランティア活動を行ってきました。現地では今も復旧作業が続いていますが、災害から2ヶ月の節目を迎え、地元住民の要望を受けて、皆さんを元気づけて不安を軽減する事を目的とする激励イベントを企画しました。地元の方々を中心とした実行委員会を組織し、秋曹青は協賛・協力団体として参加協力しました。
 
講師:富田富士也先生
受付の様子


来場者、スタッフで約300人。会場からあふれんばかりの大賑わいとなりました。


オープニングを飾った地元の「火まつり太鼓」


三遊亭遊之介師匠
演目は「真田小僧」 会場は笑いに包まれました。

遊之介師匠
「お客さんの反応が良くて気持ちよく話すことができました。私も初めて被災地に脚をいれて、被害の大きさを認識させられました。ここにくるまでは皆さん落ち込んでるんじゃないかと思っていましたが、皆さんの方が元気で逆にこちらが勇気づけられ、元気をいただきました。これからまだまだ復興にむけて頑張ってほしいと思います。」



地元商店会のご協力で、福引き抽選会も盛り上がりました。


3年前に水害で被災した新潟県豊岡市より「丹波の枝豆」を頂戴し、お土産にお持ち帰りいただきました。
その他「平鹿のリンゴ」もお配りしました。


スタッフ記念撮影

住民おばあさん
「私は自宅の被害は無かったですが、こういった落語会などの催しを開いていただき感謝しております。」

住民おじいさん
「私は集会所に避難したのですが、避難所に泊まることなく自宅にもどりました。駅前が水没したと情報を聞き親戚の家に来てみたら、もう近づけない状態でした。落語会に関しては笑点などを普段から見ているので、今日は本当に楽しませていただきました。たくさんの被災者や支援する方ががんばっているのを見て感激しております。それで元気をださなきゃいけないなと皆もそう思ったに違いないです。感激して元気になりました。ありがとうございました。」

 復旧作業が長引き依然厳しい状況が続く中でも、被災者の方々は明るい笑いによって楽しい一時をお過ごしいただけたようです。現地では生活再建に向けて、まだまだ長い道のりが続くことになりますが、今回の催しがその一助につながれば幸いです。